親の家を片づけるのは一筋縄ではいかない


 



親が介護施設に入所することになったり亡くなったりして、親が住んでいた家が無人となるため、家の荷物を片づけなければならなくなります。
その親の荷物が思いのほかに膨大であったりすると、片づけをすることになった家族には想像以上の負担になってしまいます。

今、親の家の片づけを迫られている人たちが増えているのです。

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お隣さんの事例

私たちが今の住まいに引っ越してきたのは4年前です。そのときのお隣さんは老夫婦が住んでいましたが、私たちが引っ越してきたその年にはご主人が亡くなりました。それから間もなくして奥さんが入院してしまいました。それ以降のお隣さんは無人の空き家となってしまったのです。

 

古い材木などのガラクタが山積

実はお隣さんというのは、古い木材などのガラクタが敷地のいたるところに山積みされた状態でした。亡くなったご主人の職業が大工さんだったらしいので、古い木材が自然に増えていったのでしょう。

お隣さんには別に住んでいる息子さんがいましたが、めったに帰ってくることはありません。また近所には親戚の方が住んでいるとのことでした。しかし、無人の家を片づける様子はなく、そのままの状態にしてました。

 

専門業者がガラクタを撤去

昨年、お隣さんの敷地に山積されていたガラクタの撤去がされました。作業を行っていたのは依頼された業者さんのようでした。建物以外の山積されたガラクタがなくなり、お隣さんはスッキリとなりました。無人の空き家になってから3年後のことでした。

 

放置されていた理由

当初、無人となったお隣さんの息子さんが何もしなかったのは、母親が存命しているからだと思っていました。しかし今にして思えば、片付けをしなければならないと考えたけれど、どこから手を付けてよいのかわからない状態だったのではないでしょうか。

その状態で3年が経ってしまったのですが、ガラクタが山積されたままでは近所の美観を損なう上に、野良猫たちの棲家になりつつあったために、有料であってもガラクタの片付けをすることにしたのでしょう。


我が家にある天井裏の倉庫

 

親の家を片づける

本書では親の家を片づけることになった15人のケースが紹介されています。そこには、それぞれに違った状況や結果があり一筋縄ではいかないことがわかります。

実際、自分自身が親の家を片づけることになったとしたら、相当負担のかかる作業であることは想像に難くないでしょう。

本書の存在意義は、これをキッカケに家を片づけることはじめることでしょう。そこにはふたつの立場があります。

ひとつは、言葉どおりに親の家の片付けを始める、または片付けの準備する立場です。
もうひとつは、自分の子どものために自分自身の荷物を片付けを始める立場です。

どちらの場合であっても、高齢になればなるほどに体力と気力が衰えていくことを肝に銘じて、始めるべきときに始めることが大切になるでしょう。

 

お盆で実家にかえった際には、実家の荷物の整理について親と相談するところから始めてみるのもよいかもしれません。