ヤフーのID流出と共通番号制度




ヤフー(Yahoo)のIDが流出したのは5月16日。その数2200万件でしたが、IDは公開されている情報なので問題はないとしていました。23日になって149万件についてはパスワード及び「秘密の質問」も流出していた可能性が高いと発表されました。それでも暗号化されているので、解読されることはないとのことでした。

で、私のIDはどうだったかを確認したところ、流出はしていなかったみたいです。その確認をしたのが上の画像です。

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個人情報の流出

それにしてもです。同様の個人情報の流出というのは無くなることがないようです。今月だけでも毎日と言ってもいいほどに、流出事件が起きています。

Security NEXTというサイトには、毎月の個人情報漏洩事件・事故一覧を掲載していて、その事故の多さに驚きます。

こういった現状の中で、国民一人一人に番号を割り振って個人情報を管理する「共通番号制度」の法案が23日に参院内閣委員会で可決しました。そして24日の参院本会議で可決して成立するようです。

 

共通番号制

共通番号の導入には行政事務の軽減や脱税を防止することが目的とされています。生命保険の受け取りなどにも番号が必要にになるようで、税務署は所得の把握がしやすくなるようです。ただ、自営業者の所得を把握するのは、依然として正確な把握はできないようです。

法案は成立から3年後に番号の利用範囲を広げる検討をすると定めているようです。そうなると、警察が利用することになったり民間企業にも利用範囲を拡大していったりする可能性があります。

アメリカでは信用情報機関が共通番号をつかってクレジットカードの記録を把握しているといいます。カード社会であるアメリカにおいては、カード記録を把握することは個人の動向を把握することを意味します。自分のプライベートな行動が国や企業に監視されているような、まるで管理社会の出現です。

共通番号制は個人情報を一元管理するのには非常に便利な制度です。どんな場面でも個人の番号で個人を識別し特定することができるのですから、導入したときのメリットは想像以上のものであると思います。

386 CPU Close-up
386 CPU Close-up / pasukaru76


危うさ

しかし、個人情報の保護意識が高くなった現在でも、情報流出が後を絶ちません。IT社会の脆弱性は解決されることのない問題なのではないかとさえ思えてしまいます。大多数は情報ネットワークの利便性を活用しようとしますが、それを悪用するものが後を絶たないのが現実です。

ヤフーのID・パスワードの流出と共通番号制の法案可決。人は便利な道具を手放すことができませんが、それゆえにマイナス面も抱え込むことになるようです。これからも個人情報を守ることができるのかどうか。将来を悲観するわけでもなく楽観できるものでもないですが、ますます複雑化することだけは間違いなさそうです。

 

 

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