Gmail が開かなくなった原因が User-Agent Switcher for Chrome という拡張機能であると疑ったことの顛末




Gmail はサブメールとして利用をはじめたのですが、今や毎日チェックをするメールは Gmail となりました。その Gmail が昨日開けなくなってしまいました。

原因は Gmail 側の大規模な障害が起きていたようです。Gmail 側は、Sabrina Farmer 氏(Senior Site Reliability Engineering Manager for Gmail)がブログに投稿する形で謝罪文を公開していたようです。

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実はこのことを私が知ったのは今日になってからです。

だからそのときの私は、Gmail 側の障害の可能性を考えつつも、ブラウザやパソコンの設定に問題があると考えていたのでした。

 

環境

障害発生時のブラウザは Google Chrome です。
インストールしたばかりの拡張機能は User-Agent Switcher for Chrome でした。

 

障害状況

実際の障害状況は次のとおりです。



Gmail を開こうとすると読み込み中のまま、ここで止まってしまうのです。
試しに長い時間放置してみましたが、同じ状態でした。



「簡易HTMLで読み込む」をクリックすると、古いインターフェースの Gmail でなら開くことができました。ですが、今の Gmail に使い慣れてしまっているので、古い Gmail はとても使い勝手が悪いものでした。

なので、なんとか使えるようにしたいと考えたのでした。

 

疑わしい拡張機能

以上の状況から、Gmail が開かないのは私の側に問題があるのではないかと考えました。
一番に疑ったのが、直前にインストールしていた User-Agent Switcher for Chrome という拡張機能でした。

この拡張機能を無効にすれば、事態は改善するのではないかと考えたのでした。

ちなみに、この User-Agent Switcher for Chrome とは、ユーザーエージェントを切替える拡張機能です。つまり、Chrome ブラウザ上で Internet ExplorerやFirefox、iOS、Android の画面を偽装的に表示してくれるというものです。

 

拡張機能を無効化してみる



拡張機能は、有効にすると右上にアイコンが表示されるようになります。
これが User-Agent Switcher for Chrome のアイコンです。

拡張機能の有効・無効はChromeの設定画面で設定を行います。



「有効にする」のチェックをはずせば、拡張機能が無効になります。
保存などのボタンはありません。



User-Agent Switcher for Chrome アイコンがなくなりました。

この時点で Gmail を開いてみると、すんなりと読み込んで開きました。
User-Agent Switcher for Chrome が Gmail が開かない原因だったのです・・・

この時点の私は、そう結論付けたのでした。

 

本当の原因はGmail側と気付いたのは

今日になってからなのですが、”ある可能性”について確かめてみることにしました。



右上の User-Agent Switcher for Chrome のアイコンをクリックすると、このようにユーザーエージェントの切り替えをするメニューがプルダウンで表示されます。

たとえばここで「iOS」をクリックし、次の画面で「iPhone4」をクリックすると、iPhone4の画面と同じに偽装表示させることができます。
そして元の Chrome に戻すは、「Chrome」をクリックして、「default」をクリックすると元に戻すことができます。

それで”ある可能性”というのは、

ユーザーエージェントの切替をしたまま Chrome に戻していなかったのではないか?

ということです。
Chrome に戻していないままで Gmail を開こうとするから、開くことが出来なかったのではないかと考えたのです。

なので、ユーザーエージェントを切替えてGmailを開いてみたのです。
これで Gmail が開かなければ・・・開いてしまいました!

つまりは、

Gmail が開かなかったのは拡張機能に原因があったわけではなくて、 Gmail 側に原因があった

もしくは、

Gmail 側の障害が拡張機能に悪影響を与えてメールが開かない障害を引き起こした

ということが言えそうです。

 

拡張機能との付き合い方

結局のところ、User-Agent Switcher for Chrome は通常では問題はなさそうです。

ですが、たまにしか利用しない機能なので、通常は無効にした状態にしておくことにしました。
必要に応じて有効にすれば良いだけのことです。

ちなみに、拡張機能の管理画面にはブックマークに登録すると一発でたどり着くことができるのです。