グーグルのサジェスト機能問題を通して怖いと感じる本当の理由は強者の理論が垣間見えるから


4月15日の昨日、注目の判決がでました。
東京地裁はグーグル側に、インターネット検索のサジェスト機能によって名誉を傷つけられたとする日本人男性の主張を認め、表示差し止めと慰謝料30万円の支払いを命じました。

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訴訟の経緯はこうです。

男性は勤務先で何故か退職に追い込まれました。就職活動では不採用、内定取り消しが続きました。不審に思った男性が調査会社に調査を依頼したところ、まるで犯罪に加担したかのような中傷記事が 大量に掲載されていました。その中傷記事にはグーグルのサジェスト機能によって誘導されていることが判明しました。

 

昨年10月には、サジェスト機能の表示を差し止める仮処分を申請し、地裁は全面的に認めて差し止めを命じる決定をした。

それに対してグーグルは、決定に従わないことを回答してきていました。

「単語を並べただけではプライバシー侵害に当たらない。
単語は機械的に抽出されており恣意的に並べているわけではない」


「プライバシーポリシーに照らし削除しない」

というのがグーグルの主張でした。
ですが、わたしには次のように聞こえてしかたありません。

自分たちに非はないのだから従いません。
(たとえそれによって一人の男性が傷ついていたとしても)
自分たちのルールに従います。


非常に怖い主張です。
まるで核を持ってしまった某国のように、自分たちの正義を押し通す強者の理論が垣間見えてしまいます。

核ではないにしても、強大な力を持ってしまうとこういった主張が平気でできちゃう恐ろしさを感じます。
本当に怖いです。

今回の判決に対してグーグルの日本法人の広報部はコメントをだしました。

「判決内容を精査し、今後の対応を検討します」

さて、強大な力を持つグーグルはどのように対応するのでしょうか。

 

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