リコールはエアバックだけではない!ホンダ・フィットの『リコール3457』について知らべてみた




ホンダ・フィットの定期点検を受けた。いつもなら1時間ほどで終わるのだが、今回はリコールがされている部品を交換したために1時間40分ほどの作業時間であった。

この時期のリコールなので、もしかすると近ごろ新聞を賑わせているタカタ製エアバックなのかと担当者に確認してみた。すると、エアバックではなくて、エンジンの上部にあるトップコイルの交換とのことであった。

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リコール対象車であったことを知らないという問題

私の車がリコールの対象車であったことは、正直なところ定期点検をするまでは知らないでいた。エアバックが対象になっているかもしれないと気にはなっていた程度である。それが幸いなことに私のフィットはエアバックのリコールについては対象外であるというのだ。

だが、今まで知らないでいたということは連絡もなかったということになるので、それはそれで問題である。それとも、何らかの連絡があったのだが緊急性が低かったことから私が忘れてしまっていただけなのかもしれない。

いずれにしても、どこか釈然としない思いが残っていたので、私のフィットのリコールについて調べてみた。


分解整備記録簿に記入されていたリコール番号

定期点検が終わったあと、控えとして渡された書類の1つに分解整備記録簿がある。その書類の右下の「その他の点検事項等」には「R3457プラグトップコイル交換」とあり、交換部品等として「プラグトップコイル」と記入されていた。同様に納品請求書の控えには「リコール3457 プラグトップコイル コウカン」とあった。

どうやら「リコール3457」というのがリコールの番号のようだ。

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国土交通省のリコール検索情報

「リコール3457」の内容を確認するには、国土交通省の「自動車のリコール・不具合情報」内のリコール検索情報で調べることができる。検索方法は次のとおりにすればよい。
  1. タブは「自動車」「チャイルドシート」「タイヤ」の3つに別れているが、もちろん「自動車」を選択する
  2. 車名は「ホンダ」、形式は「DBA-GK3」(私の車の形式)、届出日は空欄でOK
  3. 検索をクリック
ちなみに、車の形式は車検証に記載されている。先ほどの分解整備記録簿にも記載されているので、こちらで確認しても良い。

20141130024bunkaiseibi

私のフィットの場合は、形式がDBA-GK3である。
ついでながら、その下に記載されている「F/番号」というのが車台番号になっている。

で、検索結果は1件がヒットした。(2014年12月8日時点)
  • 番号:1
  • 届出番号:リ国-3457-1
  • 届出日:2014/10/23
  • 車名:[フィット]
届出番号のところをクリックすれば、詳細を確認することができた。

リコール3457には枝番号があった

ところで、届出番号「リ国-3457-1」に枝番「1」が付いている点が気になるところで、これは「2」以降も存在していることを窺わせる。

実は、さきほどの「リコール検索情報」の検索対象は2014年10月31日までが対象(2014/12/8時点)になっている。それ以降の届出については、国土交通省の「リコール・改善対策の届出」で確認できるようになっているのだ。

そのページから2014年10月23日届出の「ホンダ」をクリックすると、PDFのリコール届出一覧表(自動車メーカーが国土交通省にリコール届出した書類?)を確認することができる。

その届出によれば、①原動機(点火コイル) ②電気装置(電源供給回路)の2つについてリコールの届出されていたことがわかる。そして、その内の②の電気装置については、どうやらハイブリット車が対象になっているようだ。(おそらく②が枝番「2」と思われる)

念のためにディーラーに確認したところ、次のような説明であった。今回の対応では、①だけが対象、②だけが対象、①と②が対象というように3つパターンがあって、私のフィットは①だけが対象であったということである。

リコールの修理が完了した印

リコール3457について修理が完了した場合には、データで記録しておくわけだが、車自体にもその印をつけているようだ。「リコール一覧届出表」には次のように記載してあった。

改善実施済車には、運転者席ドア開口部のドアストライカー付近にNo.3457のステッカーを貼付します。

運転席のドアを開けてドアストライカー部分を見ると、グリーンでNO.3457・自動車安全対策協議会のシールが貼ってあった。



ところで、「リコール一覧届出表」と一緒に添付されている「改善箇所説明図」の最下部には次のように記載されているのだが、おそらく誤りであると思われる。

対策後の識別:運転席ドア下側ヒンジ部の下側ボルト頭部に黄色ペイントを塗布します。

これは②電気装置(電源供給回路)の修理をした場合に限った識別であるようだ。実際私のフィットには黄色のペイントは施されていなかった。


車台番号で個別に確認が可能

リコールの内容については、ホンダのホームページでも確認することができる。「リコール情報」のページである。ここにはホンダが届け出たリコールの一覧が掲載されていて、クリックすると届出の詳細を確認することができる。

また、車台番号で検索することが可能なので、不安がある方は調べて見ると良い。私のフィットを検索してみると次のメッセージが表示された。

お客様が入力された車台番号のお車はリコール・改善対策の対象となっておりません、またはすでに修理が完了しております。大変ご心配をおかけ致しました。

リコール修理が終わったから、こういった表示になるようだ。


リコールとは

そもそもリコールとは何かというと、国土交通省のサイト「自動車のリコール・不具合情報」に次のような説明がされている。

リコールとは、同一の型式で一定範囲の自動車等又はタイヤ、チャイルドシートについて、道路運送車両の保安基準に適合していない又は適合しなくなるおそれがある状態で、その原因が設計又は製作過程にあると認められるときに、自動車メーカー等が、保安基準に適合させるために必要な改善措置を行うことをいいます。

今回の私は、リコールの修理が終わった後になってから後追いで知らベた。本来であれば自動車メーカーやディーラーから連絡をするべきであろうと思う。

リコール一覧届出表には、使用者にダイレクトメールで通知するという対処内容が記載されていた。だが、私にそのダイレクトメールが届いたかどうか、正直なところ記憶が定かではない。もしかすると、エアバックのリコールなどが多発してことで、対応が後手になっているのかもしれないなどと考えている。

もしそうであれば、メーカーやディーラーが責め負うのは当然であるとしても、自分から積極的に確認することは必要である。重大な事故が起きてからでは遅いのである。いつの時代でも自分の身は自分で守るのが基本なのである。