東京が雪に脆弱な理由


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1月14日成人の日、関東地方は雪でした。

ボクが住んでいるさいたま市も雪が降りました。
このあたり地域の人にとっては、間違いなく大雪といってよいでしょう。

 

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大雪になった成人の日

その証拠に、高校サッカーの決勝戦は延期になり、電車は運休し、高速道路は通行止めとなりました。

昨日が祭日で、一般には休日であったことは幸いだったと思います。
これが平日であれば、都内の交通網は大混乱だったことでしょう。

運が悪かったのは、新成人の若者です。
特に晴れ着をきた女性にとっては災難だったかもしれませんね。

昨日の雪は、いつになく恨めしかったことでしょうね。

 

雪に対する脆弱さ

それにしても、毎度のことながら大都市の雪に対する脆弱さは目を覆うばかりです。
それは、ボクの住むさいたま市でも同じ状況でした。

我が家では、買い物のために車でスーパーに出かけました。
なんとタイミング良かったのか、タイヤをスタッドレスに履き替えていました。作業が無駄にならずに済んだというものです。

車載ジャッキがあったことに気付いたのは4年目にして初めてタイヤ交換をしたからです

それで、スーパーへ行く途中で、1boxの軽自動車がスタックしていました。
FRらしく後輪が空転して前に進めないようです。

そのまま通りすぎても良かったのですが、ちょっと手助けすることにしました。

車から降りて、軽自動車を押しました。雪の上なので足元の踏ん張りが効きにくい中でしたが、スリップしているところから脱出できました。

ですが、わずかに進んでも、また同じように空転してしまって、前に進まなくなってしまいました。

タイヤを見ると普通タイヤのままです。
軽自動車の1boxカーで、なおかつFR車ですから後部が軽いのです。
これでは、少し進んだとしてもまた立ち往生するのは目に見えています。

運転手はお爺さんでした。
どこまで行くのか尋ねると、

「自宅は近くなので、戻れば息子達を呼ぶこともできるのだが・・・。そこの大通りにでれば何とかなる。」

というのです。

それを聞いたボクは、現状を理解していないお爺さんに呆れてしまいました。
その大通りには、坂道があります。
この普通タイヤの軽自動車では到底走ることなどできるはずもありません。

「この様子では、すぐに走れなくなりますよ。息子さんを呼んで一旦は車を安全なところに寄せて、雪が解けるのを待った方が良いですよ。」

とアドバイスをして、その場を離れました。

心配していたとおりに大通りではスタックしている車があって、渋滞になっていました。

 

東京が雪に脆弱な理由

あのお爺さんや道路の渋滞した様子から、東京が雪に弱い理由は主に2つがあるように思えます。

1つは雪に対する準備不足です。

仮に全ての車がスタッドレスタイヤに履き替えていたりチェーンを巻いていれば、それほど道路の混乱はないはずです。

電車も架線の凍結防止など雪の備えをしていれば、簡単に運転見合わせにはならないはずです。

歩行者にしても、
滑り止めの靴底であれば雪で転ぶ人が激減するはずです。

それならば何故その準備をしないのか。

1つのシーズンに1度か2度ぐらいしか雪の影響を受けない関東では、そのために準備(=出費)をするのは費用対効果の面で割に合いません。そのための出費は抑えることになり、万が一雪が降った場合は、そのときだけ何とかするということになってしまっているのです。

2つ目は経験不足です。

ニュースで見たのですが、警察の方がスタックした車を押しながら、「アクセル踏んで、回転数を上げて!」と大声で言っているシーンがオンエアされていました。

苦笑いです。雪道を知っているモノなら、「それ、ダメでしょ」と思いながらニュースを見ていたことでしょう。

雪道では、アクセルは「そろーり」と静かに踏み込まなければなりません。
そうしないと、スリップしてしまって前にすすめなくなってしまいます。

軽自動車のお爺さんもそうです。

無理だと教えても、大通りに出ればなんとかなると思い込んでいました。
さらに困難な状況に陥るということが分からないのです。

結局は、雪の経験が少なすぎるからなのです。

 

変わることのない脆弱さ

おそらく、今後も東京が雪に弱いという状況はかわらないと考えられます。

それは、今回のように大きな被害は起こらずに小さな被害で済んでしまうからです。そして、小さな被害を防ぐために大きな投資はされないだろうということです。

 

個人の対策

とするならば、雪に対する対策はボクたち個々人が行わなければなりません。

雪に対して最も有効な対策は、動かないことです。

外出を控えたり、雪が積もる前に移動したり、溶けてから移動することを優先的に検討するべきです。次に、どうしても移動が必要な場合は、最小限度の移動にとどめるようにします。その移動手段では無謀な方法はとらず、最も安全な方法で移動するようにしましょう。

それが雪の日に、自分自身を助ける方法なのです。

 

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