私の家族とアレルギー疾患対策基本法案


昨年12月、東京都調布市の学校給食を食べた女児がアレルギーで死亡するという痛ましい事故が起きました。
学校給食によるアレルギー事故が相次いでいる現状は、アレルギーのお子さんを持つ親御さんにはとって対岸の火事ではありません。
そして、私たち家族にとっても身近な話題です。

そんな中、自民・公明両党が検討しているアレルギー疾患対策基本法案の骨子がわかりました。

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Eggs / John-Morgan


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アレルギー疾患対策基本法案の骨子

  • アレルギーを減らすよう、国の責任で基本方針を作る
  • 給食による食物アレルギーを防ぐため学校の教職員らに研修の機会を作る
  • アレルギーに詳しい医師、保健師だけでなく、栄養士、料理しも育てる
  • アレルギー治療薬の治験を早められるよう環境を整える
  • 政府は必要な法整備や費用を確保する

朝日新聞DIGITAL:アレルギー専門家育成 教師には研修 対策基本法案

 

個人的には、ようやくここまで社会的認知がされるようになったのかと感慨深いものを感じます。
アレルギーは私たち家族に、大袈裟でなく、実際に多大な影響を与えた問題だからです。

 

私の家族とアレルギーのかかわり

私にとってアレルギーは身近なものです。
息子(次男)が食物アレルギーだからです。

息子が食物アレルギーであることがわかったのは生後間もなく、離乳食を食べ始めてからでした。
その後の検査でハウスダストにもアレルギー反応があることがわかりました。

私たち家族がアレルギーと暮らすためにとった方法は、アレルギー反応を起こす食物やハウスダストを徹底して除去することでした。
当時では一番確実で成果の出る方法でした。

しかし、それは言うほどに容易くはありませんし、家族全員の協力はもちろんのこと、周囲の協力も不可欠でした。

当時、アレルギーの認知度は低いものでした。

子供の頃は食べられなくとも、成長するにしたがって誰でも食べられるようになる。

そう考えていた人が多かった時代です。
なので、アレルギーと暮らしていくためには、周りの理解を得ることが最初のハードルだったと言っても過言ではありませんでした。

それは実家の両親も同じでした。
アレルギーについて何度説明しても理解してもらうことができず、最終的には両親が理解することを諦めたというのが本音だったように思います。

私たち家族は、息子のためにアレルギー反応を起こす食物を排除するために和食中心の食生活に変えました。
それは、洋食系の食生活に慣れている私たちには、食事が物足りなく感じるものになったのでした。
相当に辛いことでした。

ハウスダスト対策には、毎日掃除機をかけるのはもちろんですが、特に布団に掃除機をかけるのが大変でした。

子供が大きくなってくると、社会とのかかわりを持たせる必要がでてきます。
幼児教室、幼稚園、小学校、中学校、高校というように節目節目で食べ物の悩みは続きました。

そのたびに、周囲への説明と理解を得る必要がありました。
また、息子本人の悩みもあったに違いありません。

あれから19年間、アレルギーとともに暮らしてきました。
息子は大学生になりました。

今では、食事のコントロールを息子自身に任せています。

息子のアレルギーは今でも良くなったり悪くなったりを繰り返しています。
おそらく、これからも完治することがなく生活の一部としてアレルギーと付き合い続けることになるでしょう。

 

だから、私たち家族にとってアレルギーのニュースは身近なことなのです。

1日も早くアレルギー疾患対策基本法案が国会に提出されて可決することを、私は期待しているのです。

 

 

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