非力なノートブックを復活させる方法




最近、ウルトラブックの購入を検討しはじめていたのですが、決して安い商品ではないので簡単に手を出すことができません。

そこで、手持ちのノートパソコン「acer ASPIRE ONE 722」を再生させようと、内臓のHDDをSSDに換装してみることにしました。

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HDDをSSDに換装する狙い

パソコンの性能は元々の基本性能ともいうべきものがあると、素人なりに理解しています。
基本性能は、ほとんどがCPUの性能に左右されているものと思います。

なので、ベースとなるパソコンの基本性能を越える性能を引き出すことはできません。
ですが、手を加えることで、基本性能の範囲内で性能をアップさせることはできると思うのです。

HDDとSSD

HDDは円盤をモーターで高速で回転させて記録している記憶媒体です。
いわば機械式なので読み書きが遅く、電力を多く消費します。

反対に、SSDはフラッシュメモリーを利用した記憶媒体です。
いわば電気式なので読み書きが早く、モーター等を使わないので消費する電力が少なくすみます。

このようにSSDにはメリットが多いのですが、HDDに比べて値段が高いのです。

2つは同じインターフェイス(接続)になっていて、見た目はほとんど同じです。

ベースのノートパソコン

ASPIRE ONE 722の基本的なスペックは次の通りです。

CPU : AMD Dual-Core Processor C60  1.333GHz
Memory : 2GB
HDD : 320GB

ただし、Memoryは購入当初に8GBに増設済みです。

 

換装の実際

では、私が実際に行った換装の手順を説明します。

準備するモノ

1.SSD

SSDは、TOSHIBA製のCSSD-S6T12NHG2Qを選びました。
容量は128GBです。

持ち歩き用のノートパソコンなので、大容量は不要です。
ですが、品質は重要と考えて評判のよさそうなTOSHIBA製にしました。



ネット通販で手に入れました。
人気商品なのかわかりませんが、数日待たされました。



SSD本体とマウント用金具とネジがワンセットです。
今回使うのは、SSD本体だけです。

2.HDケース

HDケースを手に入れる目的は2つあります。
1つ目は取り出したHDDを外付けHDDとして利用するためです。

そして、もう1つの重要な目的は、HDDの中身を丸ごとSSDにコピーするためです。
この作業については後で説明します。



HDケースは1,000円前後です。



HDケース、USBケーブル、ミニCD、ドラバーがセットになっています。
SSDに換装するならば、一緒に購入しましょう。

3.精密ドライバー

小さなネジの開け閉めに使いますので、精密ドライバーが必要になります。
ネット通販はもちろんのこと、ホームセンターなどでも手に入ります。



 

HDDの中身を丸ごとSSDにコピー

パソコンはOS(ウィンドウズ等)ソフトによって動いているわけですが、それはHDDに入っているから動いているわけです。
ところが、購入したSSDには当然何も入っていないので、このまま入れ替えただけではパソコンは動きません。

ということで、ここではOSソフトだけではなく、ノートパソコンのHDDの中身を丸ごとコピーしてしまいます。

そこで活躍するのが、購入したHDケースのセットです。

丸ごとコピーするソフトのインストール

付属のミニCDには丸ごとコピーするソフトが入っています。
ですが、ASPIRE ONEにはCDドライブがありません。

私は別のパソコンをつかってミニCDの中身をUSBメモリーにコピーし、そのUSBメモリーからノートパソコンにインストールしました。

外付けCDドライブがあるのであれば、そこからインストールすればOKです。

丸ごとコピーの接続準備

次は、HDケースにSSDをセットし、USBケーブルでノートパソコンとつなぎます。



これで丸ごとコピーをする準備ができました。

コピーには時間がかかる

ここで注意です。
丸ごとコピーには結構な時間がかかりました。

所要時間の計測はしていなかったので明確な所要時間はわかりませんが、20~30分では全然終わらなかったのは確かです。
原因はノートPCが非力ゆえの時間だと思います。

なので、根気よくまちましょう。

念のためにリカバリー

ASPIRE ONEにはバックアップのためのAcer eRecovery Managementというプログラムが入っています。
これは、工場出荷時の状態に戻せるデフォルトシステムイメージをバックアップできるソフトです。

しかも、USBメモリーに取り込めるので、CDドライブがついていないASPIRE ONEには便利です。



もしものために、リカバリーソフトのバックアップを保存しておくことをオススメします。

 

交換作業

ASPIRE ONE の裏ブタは、ネジ1本で簡単にはずれます。



左上の水色のカバーが敷いてある部品がHDDです。
2本のネジをはずすと、すんなりと外れます。

換わりにSSDを差し込んでネジで留めます。
水色のカバーはHDDからはがして、取り付けたSSDに貼り付けると良いでしょう。

他メーカーのSSDによっては厚みがあって、水色のカバーは不要となる場合もあるようです。
なので、ケースバイケースということになります。

あとは裏ブタを閉めれば作業は終了です。

 

換装後の結果

取り付けたSSDはHDDの中身を丸ごとコピーしたので、換装前と全く換わらない操作でノートパソコンを使うことができるはずです。
もし立ち上がらないのであれば、最初から手順を見直してみてください。

 

起動時間

時間の計測はしていませんが、劇的に早くなりました。
換装前は、痺れを切らすほどに待たされたことがウソのようです。



 

 

インターネットサイトの表示

SSDの読み込みは当然早くなったのですが、インターネットサイトの表示スピードはこれまでどおりです。
なので、画像の多いページはこれまで同様にイライラさせられることを覚悟しなければならないようです。

これはCPUの性能の問題なので、ネットサーフィンが主な使用目的ならば高性能なウルトラブックを検討した方が良いかもしれません。

反面、SSDの読み書きは劇的に早くなりましたので、パソコン上での作業が主な使用目的ならば十分に戦力となります。
私の場合はブログの記事作成をメインとする予定なので、しばらくは活躍してくれると期待しています。

 

取り出したHDDの有効活用

もともとノートパソコンについていたHDDは、HDケースにセットして外付けHDDとして活用できます。
私は、バックアップ用に利用することにしています。

 

以上でHDDからSSDに換装作業は終わりです。