老人が多い資金運用セミナーの参加者


ボクは、投資信託にわずかばかりの投資をしています。数十万円程です。
投資信託の知識があったわけではありませんが、ボクの性格では自分で実際にお金を出さないと理解しないだろうという考えもあって始めたのです。
ですが、ファンドに投資した後はほったらかしで、毎月送られる収益分配金の明細を見ても、チンプンカンプンでした。

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そんな折に「資金運用セミナー」開催のダイレクトメールが届きました。
セミナーは投資信託についてでしたので、参加することで少しは理解ができるかもしれないと考えて参加することにしました。
主催が埼玉りそな銀行で、共催が大和投資信託です。

セミナーは6月1日(金)の開催でした。

会場になっていたホールに入ってみると、予想はしていたとおり、9割り以上が爺さん婆さんがほとんどでした。
平日にもかかわらず時間が自由であることは当然ですが、改めて老人の資金力を見たような気がしました。

参加者は、数えたわけではありませんが、200名ぐらいは来ていたのではないかと思います。
お金の運用に対する関心の高さを反映していたのでしょう。

セミナーは2部構成でした。


■ 第一部 「グローバルマーケット環境」

・マーケット概観
・欧州債務問題
・米ドル相場の注目点
・米国経済
・中国経済
・オーストラリア経済
・ブラジル経済
・金利水準
・リート

こんな内容だったのですが、参加しているほとんどがお年寄りの方でしたから、どの程度理解ができているのかと思わざるを得ませんでした。
ボクはというと、始まってから間もなく睡魔と格闘しながら聞いていました。^ ^

それもそのはずで、セミナーの時間が13:00から16:00でしたので、昼食後で眠くなってしまう時間帯だったことが原因でしょう。
加えて、内容が堅い話であることも眠気を誘ってしまったようです。

その中でも興味深かったのは、アメリカ経済が持ち直した原動力が、個人の消費性向が高い国民性である点を指摘されていた点です。貯蓄をするよりも、どんどん消費することで、景気の回復に寄与したということのようです。
反対に、日本ほど貯蓄の意識が高い国はないということですね。

もう1点、アメリカの不動産に関する価格指数の動きについても興味深かったです。
それは、集合住宅については上昇曲線を描いているのですが、一戸建て住宅は未だに低迷しているという点です。

ということは、アメリカの景気の上向きが今後も続くのかどうかは、まだまだ楽観視するのは危険なのではないかと思われました。
あくまで、ボク個人の見通しなのですが・・・


■ 第二部 「運用報告と基準価格の変動要因分析」

ここからは、投資信託の下記6つの銘柄についての分析を説明でした。

・りそな 世界資産分散ファンド(ブンさん)
・りそな ワールド・リート・ファンド(フドウさん)
・りそな ハイグレード・ソブリン・ファンド(毎月決算型)
・ダイワ US-REIT・オープン(毎月決算型)Bコース(為替ヘッジなし)
・ハイグレード・オセアニア・ボンド・オープン(毎月分配型)(杏の実)
・りそな ブラジル・ソブリン・ファンド(毎月決算型)

さすがに、自身が各ファンドに投資しているので興味は高かったようです。会場の空気が引き締まりました。

でもボクが興味を持てていたのは、最初の20分あたりまででした。
なぜかと言えば、説明していることは資料の見方が理解できればわかることでしたし、それ以上に運用報告の説明というよりも運用結果の釈明のように感じられたからです。釈明でなければ、営業だったかもしれません。

為替の円高が、運用実績を引き下げた理由です。
であるなら、今後の為替動向の見通しを分析予測することが第一であるべきでしょう。
その上で初めて、各ファンドの特性(メリット、デメリット、リスク)を説明しなければ意味がありません。

それなのに、講演は各ファンドについて順番に釈明的、もしくは営業的な説明を続けていました。
なので、ボクの投資しているファンドの説明に入る前に途中退出してきました。

これ以上、受講し続ける価値を見出せなかったからです。

近頃の投資信託のリスクは、ファンドに内包するリスク以上に為替リスクが大きいことがわかりました。これから投資信託に投資をするならば、銘柄以前に為替リスクを見極める必要があるようです。