白色申告や青色申告についての「記帳開始説明会」に参加しました


浦和税務署が記帳開始説明会を開くというので、参加してきました。
事業所得者に対して、申告書類のひとつである帳簿についての説明会です。

説明会に行ってみると、浦和税務署だけではなく、大宮税務署や川口税務署などの合同で開催したものでした。

説明会の会場となった「さいたま新都心合同庁舎1号館」

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ところでボクは、2011年11月に自営の届けを出しています。
2011年の申告は、ほとんど収入がなかったこともあり、簡単に提出ができました。
今年は、多少なりとも収入を見込んでいる(と言うよりも収入を得なければならない!)ので、2012年の申告に役立つと考え参加してみることにしたのです。

■ 帳簿の記載のしかた

主に、この「帳簿の記帳のしかた」を使っての説明でした。

目次をみると次の内容が記載されています。

Ⅰ白色申告者の帳簿とその記帳のしかた
Ⅱ青色申告精度
Ⅲ簡易帳簿とその記帳のしかた
Ⅳ消費税の経理処理と記帳
別表 一般的な必要経費の一覧表

2時間程の制約の中でしたので、全部を説明したわけでなくて、基本的なところと税制改正されたポイントを説明されていました。

特に、初めて事業所得者として申告する方を想定している様子で、青色申告よりも白色申告について説明の重点が置かれていたように感じました。

■ 白色申告者の記帳・記録保存

白色申告者の中で、前々年分あるいは前年分の事業所得、不動産所得および山林所得の合計額が300万円を超える場合は、記帳対象者になります。
記帳対象者は、収入金額や必要経費に関する事項を記帳する必要があります。そして、取引に伴って作成したり受け取ったりした帳簿や請求書・領収書などの書類を保管しなければなりません。

ところが税法改正により、平成26年1月からは、事業所得等の合計額に関係なく全事業所得者が記帳対象者となることに変わったとのことです。

税法改正により全ての事業所得者が帳簿記載をしなければならなくなりますが、事業収支を把握しようと考えるなら、帳簿の記録をすることは必要不可欠なことであるといえ、今から帳簿を記録しておいた方が良さそうですね。

 

■ 帳簿の記載例


白色申告用の帳簿例です。
このような帳簿をエクセルなどで作成しても良いとのことですが、必ず紙にしておく必要があります。

また、記載は口座取引の記載もする必要があります。
消費税は、込みで記載をします。

帳簿記載をこれからしようと考えているのなら、記載例をもとに今年1月からの記録をすることをオススメします。

 

■ 青色申告

青色申告についても、説明がありました。
青色申告をするメリットは、60項目ぐらいあるようです。

代表的なメリットは、青色申告特別控除や青色事業専従者給与額の必要経費算入です。
事業所得がそれなりにあるなら、青色申告をした方がよさそうです。
白色申告よりは難易度が高くなりますが、それに見合うメリットがあると言えます。

 

 

 

■ 記帳指導の受付

今回開催した税務署では、記帳指導や記帳に関する講義を予定しているようです。

○ 会計ソフトによる指導
ただし、定員制限があるのだが、初回の説明会で定員以上の受講希望者が殺到しているようです。そのため、希望者全員が受けることができないため、講義形式に変更してもらうことになるとのことです。

○ 講義形式による記帳指導
講義形式で記帳指導を行うとのことです。

希望する方は、管轄する税務署に問い合わせしてみてください。
無料で指導してもらえるし、受講する価値があると思います。