日本にグループリーグを常時突破するほどのチカラは、まだない


日本がグループリーグを敗退したショックは、今もボクの体の中に重石のように居座っている。

おそらく、ワールドカップブラジル大会が閉幕するまでは居座るだろうし、日本代表の新体制ができて一歩踏み出すまでは気持ちを切り替えられないのかもしれない。

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考えていたはずなのに

ワールドカップが開幕するまでの私は、

「3戦全勝があるかもしれないが、3戦全敗もあり得る」

そう考えていた。
にもかかわらず、グループリーグで敗退したことはショックであった。

思えば、1993年のJリーグが開幕して、同年10月にワールドカップアメリカ大会のアジア最終予選で起きたドーハの悲劇に涙したしたところから、私のワールドカップは歴史を刻み始めている。

その後1998年に初めてワールドカップフランス大会に初出場を果たした。日本代表の選手たちがピッチに出てきたときにはトリハダが立つほどの感動があった。

それからの日本は5大会連続でワールドカップに出場を果たし、その内の2度はベスト16の決勝トーナメントに勝ち進んでいる。

だが、日本にはグループリーグを常時突破するほどのチカラは、まだない。

日本選手のフィジカル等の身体能力が世界の中では劣っていることは明白である。それを運動量を基本にした組織力や早いパス回しで打開する方向性を明確に打ち出し、共通の価値として認識されはじめたのは最近のことである。最近のことであるから、組織力や早いパス回しが世界のサッカー強豪国と対等に戦えるほどのレベルにはまだ到達していないのだ。

女子サッカーをみるとよくわかる。なでしこジャパンの運動量、組織力、技術に裏打ちされたパス回しは、他の列強国と比べて明らかな差になっている。不利なフィジカル面を補う以上に、なでしこジャパンのストロングポイントになっているのだ。

そういうことがわかっていたはずなのに、私はやっぱり悔しい。
現実であることが、なかなか受け入れられないのだ。

私は今日、朝刊で読んだ岡崎選手の言葉が頭からはなれない。

「勝ちたかった。初戦が大事だった。どうしたら勝てたんだろうかと、ずっと考えている。考えても仕方がないこを考え続けている」

2014年6月27日 朝日新聞朝刊から

ガンバレ
ガンバレ、日本!