サンダンス・リゾートクラブの存続を問う会員総会に参加して得たもの




先日の土曜日に、サンダンス・リゾートクラブの年次会員総会があった。内容的には予め郵送されていた資料と大差なく目新しい情報はなかったように思う。

ただ、実際に総会の会場にいたことで感じることができた部分もあった。

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年次会員総会の概要

サンダンス・リゾートクラブの第13回年次会員総会は下記日時に行われた。

日時 2014年7月26日(土)13:00-18:00
場所 ベルサール渋谷ファースト(渋谷)
スケジュール
  1. 13:00-15:00 民事再生開始手続き申立にかんする説明と質疑応答
    株式会社サンダンス・リゾート 代表取締役宇津木社長、管理部長、弁護士1名
  2. 15:10-18:00 経過報告、活動報告、経営指標報告及び事業報告、第1号議案~第4号議案の説明
    白井理事長、中右理事、大守理事、馬路理事(管理責任者指名理事)、弁護士2名
  3. 18:00-18:30 議決権の投票

総会開催の3つのポイント

今回の年次会員総会のポイントは3点であった。

1.株式会社サンダンス・リゾートからの説明

株式会社サンダンス・リゾート(以後はSRと表記)はサンダンス・リゾートクラブ(以後はクラブと表記)が業務運営を委託している会社であるとはいえ、クラブと表裏一体の関係にある。その会社が民事再生手続開始の申立に至ったことについては、クラブメンバーに対して説明責任がある。なぜ民事再生に至ることになったのか、そして今後はどうなるのかについては、会社側の謝罪とともに説明があって当然である。

しかし、民事再生の申立を取り下げることがないのだから、いくら説明をされたとしても建設的な話しにはならないのも事実なのである。せいぜいが、質疑として不満をぶつけるぐらいしかできない。

2.新理事の活動報告(就任してからSRが民事再生の申立する前まで)

新理事はクラブの改革を目的として2013年12月に選出されている。そのため改革のためにどんな活動を行ってきたかは重要な報告事項である。

ところが、表裏一体の関係にあったSRが民事再生の申立をしたことで、改革以前にクラブそのものが存続するための道を模索する必要に迫られてしまった。こうなると、それまでの新理事がおこなってきた活動報告は不要ではないかと思えるかもしれないが、そうではない。

今後、クラブの将来を新理事に任せられるのかどうかの判断は、短いながらも理事に就任してからの今までの理事の活動をどう評価するかで決めることになるのだ。また、クラブをどういった方向に導こうとしていたか、新理事たちの考え方を理解する材料にもなるといえる。

それゆえに、新理事の活動報告は必要なのである。

3.理事会が提案した外部スポンサーの導入に賛成をするのか、またはクラブを解散してしまうのか?

クラブメンバーから資金を調達するという手段がないわけではないが、それでは過去に行った臨時徴収と変わりがないし、そもそもクラブメンバーからの賛同が得られない。

そうであるなら、おそらくクラブが存続するためには最も有力な手段が理事会が提案した外部スポンサーの導入であろうし現実的である。

中にはすぐにでも解散を望んでいるクラブメンバーがいるのも事実である。

だが考えてみると、解散した場合のメリットはほとんどない。クラブの資産といえば信託をしているリゾート施設ということになるが、現実にはたいした価値はない。まして、クラブを解散しての売却であれば買い叩かれることは必至でる。となれば、解散後の清算金を分配したとしても、いくらも戻らないと考えられる。

であれば、今後も施設が利用できるかもしれない外部スポンサー導入の提案を受け入れる。失敗したところでクラブが解散するだけのことである。

メンバーの個人的な質問について

会員総会のポイントは以上の3点であったが、最終的にはクラブの存続についてどうするかを問う投票の場であったことは間違いない。

そうであるはずなのだが、メンバーの中には個人的な問題について質問するメンバーも散見した。クラブの存続があって、はじめてメンバー個人が施設のサービスが受けられる。この点を理解しているのかと思わずにはいられない質問には呆れてしまった。

だが考えてみると、メンバー個人がサービスを受けられないクラブならば、そんなクラブが存続する意味はないのだ。少なくとも、その人にとってはそうなのである。

とするなら、個人的な質問であったとしても大切な質問であることには違いないということになる。

感心してしまったのは、ついイラついてしまいそうな質問に対しても、理事たちは丁寧に説明をしていた。ごく稀に熱くなる場面もあったが、クラブ存続に対する熱意と受け取ることができた。

会員総会で得たもの

新理事は2013年12月に私たちメンバーが選んだ3人の理事である。とはいえ、実際は知り合いではないので、どれほどの人物かはわからなかった。ただ、立候補した際のあいさつを聞いて、過大に期待していたのは確かである。

で、蓋を開けてみると期待以上の人物であったようだ。しかも、3人の理事がそれぞれの個性と役割を発揮していてバランスが取れているようにみえる。よくぞ理事になってくれたと思わずにはいられない。この3人にならクラブの存続の可能性を託しても良いと思えたし、失敗したとしても他の誰が担っても同じだろうと思うことができる。

だから私は、議案に対して迷うことなく賛成を投じることができたのだ。

それからもう1つ気づいたことがあった。

クラブの唯一の資産は信託している施設(不動産)であると思っていた。
確かにクラブを清算することになればそういうことになるのだが、外部スポンサーを導入するアイディアはもちろんのこと、クラブの将来を模索する中にあって、『15,000人の会員を有しているクラブ』であること自体が実は大きな財産であったのだ。

だからこそ、この財産が将来も生かされることができるクラブに変革していくことを私は願っているのだ。

議決権投票の結果は2014年8月8日午後3時にメンバーズルームに公開される。
同時に書面が全てのメンバー宛に送付されることになっている。