サンダンス・リゾートクラブの意思が問われた議案の投票結果が発表された


先の2014年7月26日に開かれたサンダンス・リゾートクラブの年次総会において、クラブが今とるべき対応策に関する重要な議案について、メンバーの賛否を問う投票が行われた。

その投票結果が8月8日にサンダンス・リゾートのホームページのメンバーズルーム内に発表さたが、予想通りに結果であった。

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投票でクラブが問われたこと

サンダンス・リゾートクラブは、施設の管理運営を委託していた株式会社サンダンス・リゾートが民事再生手続きの申立を行ったことにより、クラブそのものの存続自体が脅かされる事態となった。クラブにおける株式会社サンダンス・リゾートとの関係は、形式上は別組織であるとはいえ、実質的には表裏一体の関係にあったのだ。

このような状況の中、クラブはこれからどうすべきかを年次総会で全メンバーに投票というかたちで問うた。簡潔には、次の二者択一であったと言える。
  1. 緊急措置として修繕積立金を取り崩して運営資金とし、その間に他社資本を受け入れることを前提にクラブ存続の道を模索する
  2. クラブを解散する
手続き的には、クラブ理事会が議案を提案してクラブメンバーの賛否を問うことになった。しかしながら現在の状況というのは、クラブ理事会やクラブメンバーが行ってきた、または行わなかったクラブ運営の結果が招いたことである。

したがって、今回の投票はクラブ自身がクラブに問うたことなのである。

投票結果

投票結果の結論からいれば、クラブ存続の道を模索することに決まった。おそらくは大方の予想どおりであったと考えられるし、私自身もこの結果に驚きはない。

興味深いのは、議決権の行使率や賛成得票率などである。

議決権

行使率 25.3%

2013年10月27日開催時の新理事選出の日程と方法についての投票では13.6%の投票率であった。このときと比べれば2倍近い行使率(得票率)になっているので、関心が高かったことがうかがえる。

けれど、それでも1/4しか議決権が行使されていないというのは、いかにも低かったと感じてしまう。単純に6割以上の行使率があってもしかるべきだと思うのは、私が本件について理解していないということを意味しているのだろうか。

修繕積立金の取崩しについて

賛成得票率 84.8%

ここで発表された賛成得票率について修正を加えておきたい。発表された賛成得票率には、無効票は除外して得票率が算出されていた。だが無効票もメンバーの意思表示の1つと考えるのならば除外すべきでない。また、上記の議決権行使率には含まれているのだから整合性を持たせる点からも含めて算出されるべきであろう。

ということで、当ブログでは修正値として票率を算出した。

賛成得票率(修正値) 79.5%
反対得票率(修正値) 14.2%
無効投票率(修正値)  6.3%

結果としては修繕積立金の取崩しについては承認されたことに変わりはないのだが、僅かな差とはいえ8割を越えたかどうかの違いによって、だいぶ印象が違うように感じられる。

ついでながら、今回の総議決権数を大雑把に15,000人で除すると60強の議決権となる。かなり乱暴な計算ではあるが、1メンバーあたりの保有ポイント数はおおよそ60ポイントと推定できる。これから得票人数を推定すると下記の通りとなる。

賛成数   おおよそ 3,090人
反対数   おおよそ 550人
無効投票数 おおよそ 240人

あくまでも推定数なので実際の人数は不明である。だが、実際の人数に近いとするなら、反対者が550人もいたことは重く受け止めなければならない。また、無効投票の内容が不明ではあるが、何らかの意思があったとするなら、その気持ちもくみ取ってほしいと思う。

スポンサー選定に係る理事会への授権について

賛成得票率 80.45%

上記と同様に、修正値を出してみると次の通りとなる。

賛成得票率(修正値) 75.3%
反対得票率(修正値) 18.3%
無効投票率(修正値)  6.3%

また、平均所有ポイント数が60ポイントと仮定した場合の、それぞれの得票人数は次の通りとなる。上記と合計数が一致しないのは大雑把な推定から算出している人数であることから一桁の数字を切捨て等をしているためである。

賛成数   おおよそ 2,930人
反対数   おおよそ 710人
無効投票数 おおよそ 240人

このことから、運営資金捻出のため修繕積立金を取り崩すことには賛成はしたものの、スポンサー選定に関して理事会に一任することに反対していた人がおおよそ160人程度はいたと考えれれる。

確かに理事会に全てを任せてしまう危うさはあるものの、時間的な猶予がない中では仕方のない選択である。それに、現理事たちであれば期待に応えてくれるのではないかと思えてしまうのだ。

最後の追記について

投票結果の発表の末尾には追記文の記載があった。投票に反対されたメンバーへの配慮とも受け取れるものである。同時に好条件とはいえない資本の受け入れをせざるを得なくなった場合の布石とも受け取れなくもない。

※スポンサーが決まったとしても、当該スポンサーが提示する条件でメンバーシップ保持を続けるか否かは、メンバー様ご自身のご判断で決定することができます。

いずれにせよ、最終判断はメンバー自身であると確認をしているのだ。