2014年11月サンダンス・リゾートクラブの再出発に際しての説明会ではクラブの理想の姿が垣間見えた




2014年11月23日(日)、サンダンス・リゾートクラブの説明会が行われたので出席してきた。今回の説明会は、クラブが新スポンサーと契約をしてから初めての集まりであった。説明会の内容はというと、先に郵便で届いていた資料の内容とさほど変わらない印象であった。

それでも、説明会会場に足を運ぶことで得られたものも少なからずあったとも感じている。

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説明会の概要

サンダンス・リゾートクラブの説明会が開かれたのは次のとおり。
  • 日時 2014年11月23日(日) 12:30~15:30分
  • 場所 中野サンプラザホール(中野区)
説明会スケジュールは次のとおり。
  1. 開会
  2. 理事長あいさつ
  3. 資料説明
    ・サンダンス・リゾートクラブの再出発
    ・スポンサー会社の紹介
    ・新管理会社の紹介
    ・クラブの今後の方針
    ・クラブの課題と対策
    ・クラブの新しい取り組み
  4. 質疑応答
  5. 閉会

目に見えた変化

説明会のスケジュールはあったわけだが、実際の内容としては次の3点であった。
  1. スポンサーを決めるまでの経緯の説明
    ・開かれた理事会を実践するためには必要なプロセス
  2. スポンサー会社・新管理会社の紹介、及び管理会社選任理事の紹介
    ・新管理会社のアピール
    ・旧管理会社から続投する理事の受入れ
  3. クラブのこれから
    ・説明会で最も重視した点
クラブが再出発をするに相応しい説明会であったし、それが目に見える形でも確認できたことは評価できる。ただし、旧管理会社から続投するらしい管理会社選任理事については、モヤモヤ感が残ってしまった。

1.会場

私は2013年8月の臨時説明会から総会や説明会には欠かさず出席してきたが、会場は全てベルサールを利用していた。豊富な資金があるのなら良いが、厳しい状況にあって何故会場費の高いベルサールを利用するのかが理解できず、記事の中で触れたことがあった。
(その記事はこちら

それが今回の説明会では中野サンプラザを会場にしていたので、至極まともな判断であると感じた。おそらく会場費については、ベルサールと比べて半分近くに削減できたのではないだろうか。

2.配布資料

これまでの資料はコピー用紙にプリンとしたものが配布されていた。それが今回はしっかりした印刷物で、冊子に製本された資料であった。当然費用は高くついたはずであるが、それでもしっかりと製本した資料にしたのには、クラブの将来が明るいものであるかをアピールしたものである。

また、配布された資料には初めてアンケート用紙が付されていて、当日はもちろんのこと、後日FAXや郵送での受け付けをするとのことであった。ホームページのリニュアールまでの暫定措置とも受け取れるが、それ以上に期待しているのは「参加型のリゾートクラブ」であるように思われた。メンバーの意見を吸い上げる先にあるのは、私たちのクラブという意識を持ってもらいたいというメッセージでなのである。

そして、会場を退出するとき目にしたのは、受付に余った資料が山積となっていたようすである。理事会の思惑よりも出席者が少なかったことが見て取れた。

だが、私の興味は少なかった出席者の方ではなく、多数の出席者を期待していた理事会の思惑の方である。つまり、1人でも多くのメンバーに出席してもらうことで呼びかけたかったことがあったものと思われた。そういう思いを持って開かれた説明会であったのではなかっただろうか。

説明会の登壇者

説明会に出席した登壇者は次のとおりであった。
  • クラブ理事長1名(メンバー選出)
  • クラブ理事2名(メンバー選出)
  • クラブ理事2名(管理会社選任)
  • 管理会社社長1名(スポンサー会社のマネージングディレクターとの兼務)
  • 弁護士1名
出席すべき役員が出席している姿は本来あるべき姿であり、クラブが常識を有する理事で運営されていることの証でもある。


経営方針と運営方針

説明会資料を何度も読み返してみると、最終的に行き着くのは「理事会が考えるクラブの経営方針」である。そこに書かれている2つの「経営方針」と3つの「運営方針」は、クラブが進もうとしている道しるべである。

こういったお題目というものは、ともすれば建前になってしまうものである。だが、2014年7月にクラブを解散させるのか否かという危機を経験したことで、偽りの無い目指す姿として1つ1つの方針を捉えることができる。

中でも今回の説明会のメインテーマは「メンバーの満足度」「参加型のクラブ」であったのではないだろうか。

クラブの存続

最重要課題はクラブの存続であることは間違いない。そのキーとなるのは会員数であるのだが、説明会で公表された会員数は2013年7月時点と比べると約1,500名が減少している。資金不足から臨時徴収が行われて以降の混乱を考えれば、当然の結果である。

理事会が刷新され、新スポンサーが見つかり、クラブの将来を語れるところまでは辿り着くことができた。問題はここからである。

これからは、新しいクラブがいかにメンバーの満足を得ることができるのか。もしくはクラブに希望を託すことができるかが問われることになる。仮にそれができなければ、メンバーがクラブに見切りをつけてしまい、クラブ運営に必要な会員数を維持できなくなる状況に陥ってしまうことになる。

自分たちでつくるクラブ

説明会で理事たちが呼びかけていたのは、クラブを自分たちで作っていこうという声であった。

そもそもサンダンス・リゾートクラブは法人なき社団である。会社のように社長がいるわけではないので、経営者がいるわけではない。そのかわりに、メンバーから選んだ人たち(理事)がクラブの運営を一時的に行っている。しかもボランティアなのだ。

だからこそ理事たちはメンバーの参加を呼びかけているのだ。クラブは事実、メンバー1人1人のものなのである。

そう考えてくるとクラブの理想が見えてくる。メンバーが能動的にクラブ活動を行い、そのお世話をするのがクラブ理事会という姿だ。もしもそんなクラブが実現したら、他に類を見ない魅力的なリゾートクラブとなっていることだろう。


看過できない課題

再認識することになったクラブの課題があった。施設の予約が取れないという声であり、集まりがあるごとに聞く声でもある。この問題はメンバーにとっては根源的な問題であり、クラブ運営にも影響を与える問題である。

私たちがクラブのメンバーになるのは宿泊施設を利用するためである。なのに施設の利用ができないのであればメンバーである意味を失ってしまう。この状況は、まるで給料が支払われない会社で働いているようなものである。

だから理事会はこの問題を先送りにすべきではない。少なくとも予約状況について出来るだけすみやかに公表する努力が必要である。できればホームページ上で空室状況をリアルタイムで確認できるのが良い。60日前の当日に無駄な電話をすることだけは避けることができるからだ。

残念なことに、私には営業資金の支払を半額保留にするカードを持ち合わせていない。私ができることといえば、早急な対応が成されることを願うばかりである。それは、もし私の友人が給料未払いの会社で働いていたなら、私は迷わず転職を薦めるはずだからだ。